自然とモダンに暮らす家。「き」なりの家

起伏に富んだ自然豊かな土地の魅力を活かすスキップフロア

物語画像
メイン画像02

緑に連なる高台の家

設計:田中賢二・亀谷典弘/施工:藤原幹也/大工:河田修

ロケーションを活かした家がほしい

「きなりの家さんのことは、不動産会社さんにご紹介いただきました」。
海外に生活拠点をおかれていたFさん。ふるさとの岡山に戻られるにあたり、まずは不動産会社に依頼して土地探しをはじめられたそう。その条件は、「街中に近く、眺めの良い高台」。風水の観点や自然志向なこともあって環境にこだわられたFさんだったが、土地探しは1年以上かかったそうだ。そのやり取りの中でFさんの暮らしをイメージした不動産会社が、ロケーションを活かした家づくりが得意な“きなりの家”を紹介してくれたのだという。
土地が決まった後、早速きなりの家のコンセプトハウスに訪れたFさん。「気持ちがいい家でしたね。庭と建物との調和もよく、居心地の良さが気に入りました」。室内に大きな天然石が配されていたり、屋上緑化も提案しているなど、おもしろい家づくりだと大いに興味を持たれたFさん。
そんなFさんが見初めたのは、高い台特有の、敷地内に高低差がある難解な土地。アプローチの道路にもかなりの高低差があり、土地の起伏を考慮した設計なしには建築が難解な敷地だった。
様々な計画案を模索していく過程で、大きな造成をせず、逆にその高低差を利用して、起伏に富んだ地形に馴染むような建築を可能とする「スキップフロア」の提案が採用されたのは自然な流れであった。

 

物語画像02

高い台の深い木立に囲まれ、自然の営みが身近に感じられる敷地

マージン画像03

開放感あふれるスキップフロア

物語画像08

中央の吹き抜けを核に、高さの異なる空間同士が響きあう

「実際の施工邸を見学させていただき、夫婦共々とても気に入りましてね」。
きなりの家に建築を依頼する決め手になったのが、スキップフロアを取り入れた実邸の見学だったいうFさん。エントランスと連続性を高めた1階のタイルリビングを仕事での来客用にし、家族のくつろぎリビングを中2階にもっていく空間構成は、Fさんのライフスタイルにもぴったりフィット。「デザインの独創性や、細かなオーダーへの対応力なども優れていると感じましたね。仮に将来、売却したり貸したりすることがあった場合でも、評価してもらえる市場価値がきなりの家の住まいにはあると思ったことも決め手になりました」。
完成したF邸も伸びやかで開放的な空間が素敵で、Fさんもそこが大のお気に入りだそう。「床面積以上の広がりを感じますね」と、吹き抜けの天井を眺めながらくつろがれていた。プライベート空間以外は、1階から2階まで連続した空間になっているが、巧みな空間構成により機能的でもある。また、大空間のアクセントとして大胆にあしらわれた大谷石の素材感など、随所にきなりの家らしいモダンな機能性と、自然を感じる豊かさが融合した普遍の美しさが宿っていた。

マージン画像02
物語画像03

吹き抜けを貫くシャンデリア

物語画像04

綺麗に隠せるキッチン背面収納

物語画像05

玄関を入ると奥深い景色が広がる

物語画像06

広い玄関の脇には重厚な下足箱

マージン画像03

きなりの家のサポートで、
はじめての家づくりも納得のいくものに

「私たちの暮らし方などを、上手にヒアリングしてもらえましたね」。
住宅の流通市場が活発な海外に永くお住まいだったFさん。これまで家を購入することは何度かあったそうだが、家を建てるという機会は今回がはじめてだったそう。細かな部分までオーダーできることはメリットである一方、自分たちで決めていくのは大変だったと振り返っておられた。
それでも打合せを重ねる中で、「あらためて問われることで、それまで意識しなかったことや気が付かないことに気付かされた」そうで、使い勝手の良さや体への負担の無さなど、「空間の構成や収納のつくり方に感心。住み心地の良い住まいにしていただいた」とご満足いただけたような様子だった。
ただ、直接会ってじっくり向き合う打合せの有用性は指摘されながらも、「確認事項などは、VRなどのデジタル技術を有効に取り入れていけば、海外在住の方でも日本で家を建てやすくなるかもしれませんね」と、グローバルにビジネスを手がけてこられたFさんらしい視点で、家づくりの未来像なども語っていただいた。

物語画像07

料理や食事の時間も、全ての空間と緑の景色が身近に感じられる

 
 

やさしい温もりに包まれる「蓄熱床暖房」

物語画像08

来客時に柔軟に対応できる、大容量の収納庫付の玄関横ゲストルーム

「来訪された方も、なかなか帰らないですよ」。
冗談交じりにそう語るFさん。大きな窓に広がる空と緑、スキップフロアならではの開放感。その居心地の良さはFさんのみならず、誰もが感じるところのようだ。そうした要素のほかに、優れた温熱環境もさらなる居心地の良さを生み出しているという。
取材に訪れた日は、数年に一度の寒波が日本列島を覆った寒さ厳しい日。住まいの各所にエアコンは設置されているが、運転しているのは広い空間の1台のみ。それもわずかに風が吹き出している程度だった。聞くと、やはり蓄熱式床暖房のおかげだそうで、「エアコンだと暖かさにムラがあったり、空気が乾燥したりするのですが、そうした不快な暖かさがないのが蓄熱式床暖房のいいところですね」とFさん。しかも、夜間に蓄熱すれば日中は余熱で十分に暖かいそう。開放的な住まい全体がやさしい温もりに包まれる中、「最新のエアコンでも蓄熱式床暖房には敵わない」と、快適さに太鼓判を押しておられた。

マージン画像07
物語画像10

ゲストルームから見る緑の景色

物語画像11

ゲストも宿泊可能な緑豊かな畳室

物語画像12

中二階のリビングは私的な空間

物語画像13

アプローチのファザード

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 
 

 

 

 

 
トップへ戻る