大切に住み継ぐ為のリフォーム
世代を越えて寄り添う家  
親子2世代・30年以上続くおつきあい
 「きなりの家とのおつきあいはかれこれ30年以上。何度もリフォームでお世話になりながら、心地よく住み続けています」と話すOさん。
 きっかけは、今から約30年前に設計事務所からの依頼で、築50年の両親の家のリフォーム工事をさせていただいたことでした。「当時としては、白いしっくい壁と濃茶に塗装した柱を基調に、柿渋色のふすまなど、大変モダンで斬新なデザインでしたね」と振り返るお母様。
 Oさんも「子どもながらに落ち着いた雰囲気が心地よかったです。そして50年近く経った今、古いながらも現代にも通じるデザインであることがすてきだと思います。天然木をふんだんに使ってあるところや、庭の草木の眺めを配慮した部屋のつくりは、他の業者さんでは望めない質の高さではないでしょうか」。

 そして約20年前、そのご実家の西側にOさんの新居を増築することに。「実家の出来栄えのすばらしさを信頼していましたし、木の良さを生かした家にしたかったので、やはりきなりの家しかない」と、迷わず依頼を決めたという。
 新居の設計はOさん自身が原案を作った。「その原案をもとに、プロの目でおかしいと思うところは指摘してもらいながら、今の住まいが完成しました。家づくりは楽しかった半面、考えなければならないことが多くて大変なこともありましたが、どんな時も私の想いに寄り添ってくれていることが感じられて、安心して家づくりができました」。
子世帯:地窓から光が射込む玄関ホール
新しい暮らしの楽しみを生み出す空間の提案
子世帯:プライバシーを保ちつつ開放的な2階リビング
 「2階に開放的なリビングを作りたかった」という願い通り、大きな三角屋根を生かして、吹き抜けが爽快なLDKを設けたOさんの新居。
 「シンプルな暮らしがしたい」と、家具は最小限に絞り、広々とした空間に存在感のある大きなテーブルを置いている。「私が仕事をしたり、子どもが小さい頃は一緒に勉強や工作をしたり、このテーブルが暮らしの中心となる場所」としている。
 8畳大のバルコニーを併設し、鉢花を育てたり、戸外から流れ入る風を楽しんだり。ロフトにつながる階段がアクセントを添え、その壁を利用してお気に入りの絵をディスプレーしたりと、「この家ならではの暮らし方を発見するのがうれしい」という。
 玄関は別々だが、ご実家と1階の廊下でつながり、自在に行き来できるように。玄関に設けたカウンターにお母様が花を飾ったり、1階に設けた和室でお母様が趣味の俳画を描いたりと、お母様の暮らしにも新しい楽しみをもたらした。
 「実家もですが、日当たりや風通し、窓から臨む景色を計算しつくした空間になっています。ヒノキのフローリングなど、イメージ通り天然木の温もりがいっぱいで自然な趣が大好きです。家が大好きでずっと家にいたい、出かけたくないくらい」と、住まいへの愛着が尽きない様子だ。
子世帯:リビングと繋がる広いバルコニー
子世帯:屋根形状を活かした吹抜空間
子世帯:20年たった今でも当時と変わらない心地よい空間
子世帯:天窓から光溢れる和室
こまめなリフォームも、「わが家」らしさを忘れずに
 暮らしやすさの秘密は、折々に重ねてきたリフォームにもある。「家全体を改築するような大がかりなリフォームではなく、クロスの貼り替え、玄関の庇の板金、台風で床下浸水した時の修繕、パーゴラの改修など、日々の生活で気になることを相談し、解決してもらったことは数知れない」という。
 「どの業者に頼んでもできるリフォームもあると思いますが、まずはきなりの家に相談している」というOさん。「きなりの家にお願いするのが当たり前。本当は、こんな修繕をお願いしていいのかと思うこともあるのですが、どんな小さなことでも、わが家の暮らし方や好みなど、さまざまな観点から考えてくれるのがありがたいです」。
 住まいはバランスが大切。また影響する部分が素人ではわからないこともある。「今の建物の雰囲気に合わせてくれるところ、天然木など素材のこだわりを大切にしているところはきなりの家ならではだと思います」。
幾回かのリフォームを重ねて住み継ぐ家
住まい手の変化に合わせ、住まいも寄り添うように変化
親世帯:時を重ねるごとに少しずつ装いを変える和室
 お父様の介護が必要になったときは、2部屋の間仕切りを取り払うリフォームをした。お父様のベッドを置く部屋は、古いフローリングの上に新しいフローリングを重ね貼りし、収納も使いやすく造作した。隣接する和室はお母様の寝室。お父様の様子を見ながら、お母様自身もくつろげるよう、琉球畳のモダンな装いとし、庭を望む雪見障子を設けた。
 「窓を2重窓にしてもらったので、冬の暖かさが全然違うのに驚きました」という。
 また、約1年前にリフォームしたOさんの住まい部分の外壁は、杉材に塗装を施したもの。「いかにも新しく塗り直したという壁は、この家には似合わないと思いました。木材は年月が経つと劣化してしまいますが、それも味わいの一つですし、実家と一体化したこの家とも、周囲の環境とも馴染んでおり、やはり木材にして良かったです」。

 現在は、敷地西側のフェンスの設置を相談中。
 「ここに家を建てたころ、つまり私が子どもだったころは、まわりに建物が少なかったのですが、今は新しい家も次々と建っています。時代が変わり、環境が変わっても、両親が建てた家を大切にしながら住み続けていきたい。きなりの家に助けていただきながら、居心地よく住めるように考えていきたいです」と話すOさん。
 「これからは、私自身の老後も見据えて、より使い勝手よく、安心安全にしていくため、いろいろ相談していくつもり」と話していた。
親世帯:両親の住まい方の変化と共にリフォームされた寝室。濃茶を基調とした雰囲気は当時のまま。
約20年を経て張り替えした板張りの外壁。
子世帯:両世帯に繋がる玄関ホール。カウンターには家族の思い出の品物や、お母様の生花が飾られている。
子世帯:しっとりと落ち着いた坪庭が眺められる和室。
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