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ゲーム業界などでは、昨年(2016年)は「VR元年」と呼ばれた年で、企業告知のイベントやテーマパークではまさにVR一色。

その波は住宅業界にも押し寄せ、弊社でもお住まいのプレゼンテーションにVR(仮想現実:バーチャルリアリティ)が活用できるようになりました。

3D画像を映し出すゴーグルを頭に設置し、体の動きと表示する映像をリンクさせ、図面段階で実際に存在しない空間を疑似体験できるようになっています。

筆者も半信半疑で体験してみたところ、その完成度と、住宅のプレゼンテーションとの相性の良さに感動しました。

長年住宅設計に向き合い、自らデザインした者にとっては、図面を見ると大枠の空間認識が出来るものですが、初めて住宅建築の図面に対峙するお施主様にとって正確に「イメージ」を膨らますことは大変困難なものでした。そのために、図面以外のさまざまなプレゼンテーションの方法があるのですが、パース(3次元画像)や模型では、形や色は理解できるが「空間がイメージできない」ということがよく起こります。これまでは、それを補うべく、スケッチや写真で説明したり、似たようなお住まいにご案内したりで、施主の方と共通認識を持つのに時間と手間がかかりました。それが、このVRのツールを使えば、実際に建築工事をする前に、瞬時に出来上がりの空間を体験することが出来ると同時に、色変更や形態の調整が柔軟に対応できるとお施主様に大変お喜びいただいています。

また、「お引渡ししてしまった家を見たい」というご要望にも、お住まいのお施主様のお手間を取らすことなく見学が可能になります。

「実際の空間よりも少し小さく感じること」や、「質感や手触りが感じられない」など、今後も改善余地が十分にある技術ではありますが、住宅設計のお打ち合わせをするうえで画期的なツールであることは間違いありません。

ご相談いただければいつでも体験いただけます。

お気軽にお声がけください。

 

設計営業担当 田中 賢二

先日、旭川の河川敷で大工さん、業者さんときなりの家の社員でお花見を開催しました。
満開の桜と穏やかな春の陽気に包まれ、とても気持ちの良い花見となりました。

きなりの家のお花見は、大切なイベントの一つでもあります。

日常の業務では接点の少ない大工さんや業者さんともお酒を組み交わし、本音の会話ができたり、建築の技術的な話はもちろん、仕事に対する熱い思いをたくさん聞かせて頂きました。

また、4月からパワフルな新人大工さんも仲間に加わり、自分も負けないように頑張らないといけないなと感じられた良い機会にもなりました。

 

きなりの家のコンセプトハウスの前にも満開の桜並木があり、庭の草木も新緑が出始め、花も咲き出し賑やかになってきています。

是非、近くにお越しの際はお立ち寄り下さい。

 

阿部

先日、家の周りの板塀の塗装をしました。 

プロの職人さんのようにはいきませんが、今回は自分でやってみました。

 

我が家の塀は、カラマツに木材用の保護塗料を塗ってありますが、完成後まもなく3年になり、そろそろ塗り替えの時期になりました。

 

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自然素材がもつ質感や、変化し続けるというのも魅力と考えて、板塀やウッドデッキ、格子や窓の庇、外壁の仕上げにも天然の木を使っているのですが、長く大切に使いたいので、メンテナンスは丁寧にしたいものです。

 

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それほど色落ちしていないと思っていたのですが、よく見ると、風で揺れた木の葉がすれたところなど、はっきりわかります。
玄関前のベンチも、買い物帰りによく荷物を置くところは、色が取れてきています。

 

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今回は板をはずして塗り変え。
見た目は、それほど色落ちしていないようですが、触ると色の粉が手についてしまいます。紫外線や雨、風にさらされて、塗装が劣化して、塗膜の中にある顔料が粉になって表面に出ている状態(チョーキング現象)なので、こすると結構簡単に色が落ちます。

 

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下地処理として、この顔料の粉やほかの汚れもちゃんと落とします。

サンドペーパー、たわし、タオルでやってみましたが、タオルで少し力を入れて拭くだけでもいい感じに落ちてくれます。拭いたところは、色がとれて白っぽくなっています。

 

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新しい塗料を刷毛で塗っていきます。
あまり粘り気がないので刷毛で簡単に塗ることができました。

 

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使った刷毛と、あまった塗料は、放っておくと固まってしまうので、こんな風にペットボトルとビニール袋に入れておけば、また使えます。

 

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乾かしているところです。
最初に塗る際には、木材の油分があるので塗料が浸透しにくくよくのびるのですが、3年でからっとなった木材は、塗料がよく浸透するので、より長持ちしそうです。

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塗った板をパネル状にして支柱の外側に取り付けて、薪置き場をつくる予定です。

 

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ベンチは塗り終わると、木を守る性能が復活。
次の日に小雨が降りましたが、水をはじいて水滴が粒になっています。

今度は、もう少し暖かくなったら、西側や、玄関周りの杉板の塗り変えをするつもりです。

                          杉本

 

1年で一番寒い時期「大寒」、皆様いかがお過ごしでしょうか。
寒がりな私は早く「立春」が来ないかと心待ちにしている日々です。
ただ、きなりの家は蓄熱床暖房で暖かく、仕事場ではありますがとても快適に過ごせております。

さて、季節は180度かわりまして8月、昨年のお盆休みの時のお話をしたいと思います。
長期休暇を頂いた去年の夏に、今まであまり行った事のなかった東北方面へと出かけて参りました。
実家のお墓参りもそこそこに、バイクにキャンプ道具を積み込み高速で一気に関東へ。
山梨→群馬→福島と走り抜け(道中、日光東照宮へ寄ったりしました)、そして山形へ。

その辺りから気にして見ていたのが住宅の「屋根」です。
北上するにつれて屋根形状などが変わっていく様がとても興味深かったです。、
今回はそんな東北地方の屋根事情について、写真と共にレポートして行きたいと思います。

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まず撮影したのはこちらの屋根。
国内最長の川「最上川」沿いに走っている時に撮影したものです。
写真を見ると、雪下ろし用のはしごが付いていますね。
雪降ろしが日常的なものとして定着している事が分かります、屋根に設置する「雪止め」も標準装備です。

さて、「雪止め」が必要になる場面はどんな時でしょうか。
意味合いとしては大きく3つあります。
①    歩行者に落雪による被害を与えないため
②    隣地に雪が流れるのを防ぐため
③    雨樋の破損を防ぐため
豪雪地帯はまた話が変わってきますが、計画的に雪降ろしをする地域はこの「雪止め」が必要となります。

また、屋根勾配がとても緩いですね。
これは雪を載せることで断熱効果を得るための工夫だったりします。
これよりさらに北の豪雪地帯は屋根勾配をきつくしたり、無落雪屋根という屋根形式を採用してます。

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道路のお話になりますが、秋田県へ入ると「防雪柵」が見られるようになります。
これを見ると東北に来たなぁって感じがします。
この「防雪柵」は雪を止めたり、風で吹き飛ばすような効果を持っていたりと何種類か方式があります。

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冬季はこのような感じでルーバーをひろげます。
これは横風を下に吹き流すようコントロールし、道路上の比較的軽いの雪を吹き飛ばす効果を持っています。
雪に対して様々な知恵と工夫がなされているのが見られ、とても感心します。

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青森県に入りました。
この辺りまで来ると住宅の屋根はこんな形をよく見るようになります。
ここまで来るとほぼ北海道と同じ仕様の住宅が多くなります。
手前のお家は「方流れ(かたながれ)」の水上(みずかみ)を折り曲げて「へ」の字みたいにしています。
「半方流れ」と言われ、「切妻(きりつま)」の棟を一方へ寄せて、雪が落ちる量を片方へ集中させる意味があります。
こうする事で玄関側などの雪かきを楽にすることが出来るそうです。

写真の奥にある住宅は「無落雪屋根(むらくせつやね)」と呼ばれる屋根形状の一種。
屋根に積もる雪は歩行者などに危害を及ぼすことがあったり、高齢化に伴い雪かきが困難なことがある他、隣家の間隔が狭い市街地では近年特にこの屋根形式が多く採用されています。

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この方式では、屋根に積もった雪を降ろしません。
自然に溶けるのを待ち、屋根に設置している「スノーダクト」という通り道から排水枡へ流します。
また、屋根に電気ヒーターを設置し、電気の力で融雪することもあるそうです。

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ちょうど建築中の無落雪屋根のお家に出会えました。
この白く太い縦樋が「スノーダクト」です。
なかなかこういうのは見る事が出来ないので、実際に見れて良かったです。

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海沿いを走っているとこんな屋根もチラホラ。
横殴りの強風から家を守るためでしょうか、鎧のような屋根形状ですね。
他にも色々な屋根の形をした家があり、見てるだけで楽しかったです。

その土地の気候によって建物も様々な工夫がされ、その形状は様々で、住まい方も色々。
遠方に行くと地域特有の「色」が建物に表れていてとても興味深いです。
同時に、「岡山」という土地と建物、暮らし方についてもう一度考えてみる良いきっかけとなりました。
自然の力をうまく取り入れ、活かす設計を心掛けて行きたいと改めて思いました。

投稿者:石田

追記:

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今回は竜飛岬まで行き、北海道を見てきました!

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今回見た絶景の内のひとつをご紹介、静岡県にある「白糸の滝」です。
心洗われる絶景でした!

あけましておめでとうございます。
年末年始は温かい日が続きましたが、昨日はぐっと冷え込みましたね。

きなりの家コンセプトハウスでは11月から床暖房を入れております。
普段の暖房は床暖房だけで十分ですが、寒い日は薪ストーブをつけております。

弊社のお客様の中にも薪ストーブをご採用いただく方がいらっしゃいます。
薪ストーブの魅力はやはり「炎の揺らめき」「あたたかさ」これにつきます。
ご採用いただきましたお客様からも「家族が薪ストーブの前に自然に集まる」ということをお聞きします。

薪ストーブって火をつけるのが難しそうだな、と思っている方もいらっしゃるかと思います。
かく言う私も実際に使うまではそうでした。
火をつけるのは意外と簡単です。
細めの薪と、着火剤、新聞紙があれば点きます。
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ストーブの炉の中の小さな白い個体が着火剤です。
(着火剤もいろいろな種類があり、インターネットでも売っております)
最初は空気量の調整にコツが必要です。

煙突が温まるまでは空気を多めに入れます。
煙突が温まると勝手に空気を引き込むようになるので、火が強くなりすぎます。
炎の勢いは空気ダンパーの開き具合で調整します。
ダンパーを占めると空気量が少なくなり火の勢いは小さくなります。
火が落ち着いてきたら、新たに薪を追加投入します。

文章で書いても5行で終わりますね!

個人的には夜の薪ストーブがお勧めです。
お客様に夜のコンセプトハウスをご覧いただける機会がなかなかないので、今日は写真で少しご紹介します。
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日が暮れてくると炎の灯りをより感じるからでしょうか。
時間がゆっくり進んでいるような、落ち着き感を演出してくれます。

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照明を落として炎の灯りを楽しんでみるのも良いですね。
ソファでおいしいコーヒーが飲みたくなります。

きなりの家コンセプトハウスでは毎週末(暖かい日は除く)薪ストーブを点けております。
(点いていない場合、ご希望の方はスタッフへお伝えください。)
薪ストーブのご採用をお考えの方も、そうでない方も実際に火が入っているのを見られるのは冬の期間だけです。
ぜひお越しください。

高橋

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