昨年、小さなポットで買ってきたワイルドストロベリーが成長して、ずいぶん増えました。
最初は手のひらにのるくらいの小さな株でしたが、成長してくると、茎の付け根からランナーと呼ばれる茎が地面に這うように伸びていき、先端に子株を付けます。子株が成長すると、またその茎の付け根からもランナーが何本か伸びて、先端に子株ができてという具合に、どんどん増えていきます。
最初と比べると一年足らずの間に100倍以上の葉っぱの量になって驚きです。
冬の間は、おとなしくなっていたので、特に花とか実とか、期待もしていなかったのですが、温かくなるにつれて、白い小さな花が咲き、そのあと実がなり始めました。
毎日、少しずつ赤くなるので、少しずつ収穫して、食べてみたら、甘酸っぱくて、結構、おいしい。
トーストのクリームチーズの上にのせて蜂蜜をかけてみたり、ヨーグルトにいれてみたり、簡単シンプルでも、とってもおいしいです。
軽い気持ちで植えた植物ですが、季節の変化や、植物の旺盛な成長を知ったり、おいしい実がいただけたりと、期待以上の庭の楽しみです。
杉本