TOPブログ未分類リフォーム工事のお話

 

新築のお話が多いきなりの家ですが、最近はリフォームのご依頼も多く

丸々1件のリフォームから一部分のリフォームまで幅広く施工させて頂いております。

過去の事例紹介としてHPに「リフォーム物語」を新設してますので是非そちらもご覧下さい。

「リフォーム物語」は今後も随時UPして参りますのでお楽しみに。

 

 

さて、大規模なリフォームは上記HPで紹介しておりますが、

小規模なリフォームもお請けしております。

きなりの家オーナー様からの依頼も多いのですが、

今回は弊社以外の建設会社で建てられた古いお家の浴室リフォームのご依頼です。

(オーナー様のご実家からのご依頼でした)

 

 

 

施工前の写真がコチラ。古い邸宅の昔ながらの在来工法の浴室です。

 

リフォームのご要望としては、

・UB(ユニットバス)に入れ替えて出入り口をフラットにし、手摺なども付けたい。

・浴槽横の窓枠が「ベコベコ」と動く、腐っているのではないかと思うので見て欲しい。

・洗面脱衣室の壁にカビがあるのでそれも見て欲しい。

というものでした。

 

 

一通りのチェックをし、問題点などを洗い出します。

今回は出来る限り室内を大きく使えるようにと、オーダーサイズの発注が可能なUBをご提案。

また、窓は取り壊すと大きな工事となるのでそのまま残し、内側に新しい窓を設けるかたちでご提案しました。

 

 

 

 

既存の浴槽と床を解体、UB配管とフレームを組み上げているところです。

極力費用を抑えるため、既存のタイル壁などは残しています。

 

 

 

 

窓枠の下地は腐ってしまっていたため新しいものに取替え、

外壁部には新しく断熱材を入れました。

 

 

 

 

施工において困難が予想された天井裏。

新しいUBは浴室乾燥機付なので、ここにその機械も入ります。

その上で出来るだけ天井高さは変えたくなかったので、

狭い空間に色々なものが納まるよう現場の職人さん達が頑張って仕上げてくれました。

 

 

 

 

 

全ての工程が終了し、完成です!

出入り口は段差なくフラットに。

洗面脱衣室の壁にあったカビのクロスも撤去し、新しくクロスを張替え。

浴室を一新した事でその後再発はしておりません。

 

 

 

 

 

 

UB用の内窓も付きました。

窓は浴槽の縁にあった部分は塞ぎ、立上りが付くようにしています。

これでお湯が浴槽から溢れても安心です。

 

新しい浴室は入口、洗い場、浴槽の出入り用に手摺を設けています。

浴槽の跨ぎ高さも低くなり、出入りしやすくなりました。

 

 

 

日常的に使用する場所なので最短で施工できるよう準備し、

1週間後には使用出来る状態にしました。

 

リフォーム工事は条件が合えば市や国から補助金が下ります。

今回の工事は条件を満たしていたので、補助金申請もお手伝いさせて頂きました。

 

 

完成後、ご実家ご家族の方々に感謝のお言葉を頂き、

また納得いくものをお渡しする事が出来て、新築工事とはまた違った達成感でした。

 

 

 

リフォームにおいては、「どこまでやるのか」や見えない問題点など、

なかなか判断出来ない部分が多いかと思います。

お施主様のご要望や現場の状況などを加味し、最良の提案と施工を致します。

是非一度ご相談頂ければと思います。

 

 

 

営業設計:石田